事情はないもの

いったん団体交渉を開始し たうえで争議行為を行うことが必要になります(水町勇一郎『労働法(第4版)』(有斐閣)371頁以下)。

しかし、本件では、ちば合同労組による ストライキはともかく、ネットで広がった「ストライキ」についてはおそらく事前に団体交渉がなされていたという事情はないものと思われます。
そうであれ ば、争議行為の正当性が認められるかは非常に微妙になってきます(水町・同上372頁は、「団体交渉を経ないで行われる争議行為には正当性は認められな い」不倫調査 鳥取としています)。佐々木弁護士が本件の争議行為の正当性についてあいまいな言い方でお茶を濁しているのは、このような労働者側に不利な事情があるため ではないでしょうか。上述の争議行為の主体の面と関わってきます。
労組が主体でなければ争議行為の正当性が認 められないというわけではないですし、佐々木弁護士もそのようなことは言っていません。佐々木弁護士が言っているのは、あくまで典型的なケースの話です。